早稲田大学商学部合格実績!非進学校で自習時間も自由に過ごすような学校から合格した秘訣

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通っていた高校は自習時間に自習をしている生徒さんがあまり居ないような学校で、偏差値も55くらいの学校でした。早稲田大学や慶応大学に受かる確率は2年に1人という学校だそうです。

今回は、そういった環境の高校に通いながら早稲田大学の志望学部4つ全て受かった楊さんの合格者カレンダーです。

早稲田大学

早稲田大学は大隈重信さんが1882年に創設した東京専門学校が前身の大学であり、創立130年以上の由緒ある有名な大学です。非常に規模が大きく、学部数は全て合わせて13学部、学生さんの数は4万人以上が通っています。

早稲田大学の偏差値は平均で60〜70ですが、各学部での偏差値は教育学部は60〜67.5、商学部は67.5〜70、人間科学部は62.5〜65、社会科学部は67.5と全体的にかなり水準が高いです。

早稲田大学の受験の競争率は平均して約6倍ではありますが、教育学部など一部の学部では10倍にも跳ね上がります。昨今はグローバル化も進んでおりますので海外の方の受験者様も多くなってきているそうです。

早稲田大学を目指すきっかけは高校受験に失敗した悔しさから

楊さんが早稲田大学を目指そうと思ったきっかけは高校受験で失敗し、とても悔しい思いをしたことが1番大きかったようです。また、早稲田大学には個性的な学生が多く、刺激的な毎日を送りたいと思ったので偏差値が55位の非進学校の高校からでも受験して絶対に合格するぞ!という決意をします。

合格するぞ!という気持ちのモチベーションを保つ方法は、友人と励まし合いながら維持することだと語ってくれました。

学校での内職は毎日6時間以上!

楊さんは学校が終わると自習室で勉強をしていましたが、学校の授業時間までも内職をしてひたすら受験勉強をしていました。例えば、学校の時間割が7時間だとしたら、体育など以外の授業6時間を全て内職に使ったのです。

授業とは全く関係のない参考書を進めていくので、もちろん最初は先生に怒られたりしましたがそのうち先生たちが諦めて何も言わなくなったそうです。

担任の先生は昔ながらの考え方をする先生で、『授業内容をちゃんと理解できていない人はどこの大学にも受からない』と言うような先生でしたが、先生の言うことも聞かずに、先生の授業は素晴らしいと認めた上で自分の進路の為にはどうしてもこの勉強をしなくてはいけない!ということを頑張って伝え続けた結果、内職を特別に許してもらい基本的に参考書で勉強を進めていき合格に辿り着いたとのことです。

武田塾に入塾したのはいつ?入塾してから1年で偏差値が20アップした

受験を決意し、スタートを切ろうと武田塾へ入塾したのは高校2年生の4月。入塾した時の偏差値は、英語と国語が50台で世界史が40台でした。

入塾して初めての授業は英語で、『英単語ターゲット1200』と『Next Stage 英文法・語法問題』という参考書を使ってひたすら勉強を進めます。コツコツと勉強をつづけた楊さんは、入塾してから1年後の高校3年生の4月には偏差値が70と20も偏差値を上げることができました。

偏差値を20も上げた勉強法や失敗談は?

楊さんが偏差値を20も上げた秘訣は、勉強法は特に特別なことをしたわけではなく、地道にコツコツやることです。

英語の場合、まずは単語と文法を覚えるところから始め、英文解釈をやり長文演習に取り組むというやり方で勉強を進めていって単語と文法を覚え終わったのは6月。夏には英文解釈の勉強を始めて、長文演習を9月位から始めました。

使った参考書は
『英単語ターゲット1200』
『Next Stage 英文法・語法問題』
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』
『英語長文ハイパートレーニング』
『関正先生の英語長文ポラリス』

です。

長文は最初、日本大学レベルはすんなりと読めましたがMARCHレベルでは時間が足りず、精読はできても速読まではできませんでした。

苦手だった速読の練習法は1度解いた長文にSVOCを振り、文型を意識しながら何度も音読をして繰り返しやっていく対策をしたところMARCHレベルの長文でも問題なくスラスラと解けるようになり、構文を振ることがとても重要だと感じます。

国語も最初は苦手でしたが、『現代文読解力の開発講座』を始めてから現代文の読み方がわかるようになってきて、ある程度は解けるようになりました。

高校2年の間の1年間は英語と国語に集中して、英語の偏差値を70まで上げて、3年生の4月からは入熟当時の偏差値が40台の世界史の勉強に重点を置きます。世界史の効率のよい勉強方法は、最初に用語を詰め込んで次に流れを理解すること。

成功ばかりではなく、失敗もする。

最初に通史をしっかりとやってから色々な用語を詰め込むべきでしたが、最初に用語を丸暗記してしまったため中々問題が解けない状態が続きました。

その勉強法ではだめだと武田塾の先生に武田塾の宿題である『世界史用語 マルチ・トレーニング』の参考書をやりながら『マルチ・トレーニング』の用語も覚える方がいいとアドバイスをもらうものの宿題に夢中になってしまいアドバイスを無視して『マルチ・トレーニング』ばかりやっていたら通史を疎かにしてしまい、結果は失敗に終わりました。

途中からこれだけ覚えたのになぜ問題が解けなくなってしまったのかと悩んだ時に、ふと先生の言ってたことを思い出して教科書を読むことにシフトチェンジ

必死になり教科書を7周も読んだら、それまでは無機質なように感じていた用語が文脈の中でも理解できるようになり始め、用語の本質まで理解できるようになると、それからは早稲田大学の問題でも解けるようになりました。

入塾当初の偏差値は40台でしたが早稲田大学の世界史では、人間科学部が9割、教育学部が8割、商学部・社会科学部は7割まで取れるようになっていました。

早稲田大学の志望学部が見事全て合格!正しい手順でコツコツやることが大事だと実感|まとめ

いよいよ早稲田大学の入試本番の日。

初日は早稲田大学の入試の中でも割と楽な人間科学部のテストでしたがとても難しく、ボロボロで家に帰って泣きましたが、両親が慰めてくれたおかげで次の日程から喝を入れて自分に鞭を打ちながら取り組もうと改めて気合いを入れます。

早稲田大学で受けた試験は、人間科学部、教育学部、社会科学部、商学部の全部で4つ受けましたが、努力の成果が実り、全ての学部に合格をすることができました!

受験勉強の期間を振り返ってみて、自分では無理だと思ってることでも正しい手順でコツコツと積み上げていくと目標に到達できるんだと実感したそうです。

これから非進学校から大学受験をされる皆様にアドバイスを送らせていただくとするならば、学校からの圧に負けてしまうと先輩方と同じような進路になってしまうので、自分の決めた道に自信を持って学校とか周りと闘うことが大切だと思います。

人はやる気になれば絶対できるのでめげずに頑張ってください!という熱いメッセージを残してくれました。

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志望校決定から入試当日までこの順番で勉強して、合格を勝ち取ろう!

  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!